初夏の風物詩「ホタル」
初夏の風物詩「ホタル」。
その久々の「ホタル火」に心和ませられた。
昔は、夕立の後にホタルの乱舞が見られるほど、多くのホタルが住んでいた清らかな細流。
その時、ホタルが放った何本もの光の線は、切れることなく脳裏に残っている。
現在、その数は減少の途をたどっているが・・・。
「ホタルを守るボランティア」の方達の努力もあって、一時よりは増えたようだ。
ここにいるホタルは、「平家ホタル」が多い。
葉っぱで休んでいるホタル。
光りながら飛んでいるホタル。
成虫になってからは、短い期間しか生きられない命。
幼虫時代に食べたカワニナの栄養分だけで活動するらしい。
短い命のためか、この小さな甲虫の光は、きれいさの中に寂しさも感じさせる。
1匹のホタルが成虫になるのは、相当多くのカワニナが必要なようだ。
また、カワニナだけでなく、天敵、水質などの総合的なバランスも大事とのこと。
たまたま、来ていた近所の方にホタルのことをいろいろ教えてもらうこともできた。
ホタルの生きられる環境がいつまでも残って欲しいと切に思う。
やはり、日本の原風景。
ホタルが住む清流、ホタルが舞う川辺は良いものですね。
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