釣行後記
先日行った渓流釣りの、行き帰りでの印象に残った事を少しだけ・・・。
放流されている水が霧になって舞い上がる。
一つの自然現象をそれぞれ反対方向から見ることができました。
この写真のタイムラグは、3分程度。
朝日が山から顔を出した瞬間、薄暗かった辺りが急に明るくなり、やがて霧がオレンジに染まりました。
一つの出来事を表側と裏側(今回の場合、どちらが表なのかわかりませんが。)からそれぞれ見ると、全く違うように見える。
これは、日常の出来事でも言えることかもしれません。
国道沿いの山の斜面にある縄文人居住跡です。
神庭洞窟は、「かにわどうくつ」と読むようです。
「P←」(駐車場)のある方向も急な山の斜面が続いていました。
車をどこに止めるのか良くわかりません。(笑)
当時の地形は現在と全然違うと思いますが、洞窟の下には川が流れています。
大昔、縄文人はこの洞窟に住み、川や海で魚を釣ったのでしょうか。
何かの本で、縄文人も釣りをしていた、という記事を見た記憶があります。
初期の針は木材などを使った直針(真っ直ぐな針)が多かったようです。
そして次第に、「レの字」→「しの字」→「しの字にカエシを付ける」、と進化したとのこと。
当時も、釣り名人の縄文人がいたのかもしれませんね。
ただ、当時の釣りは、趣味ではなく生きるための漁。
釣るのではなく、ヤスなどで突いて魚を獲ることも多かったでしょう。
大昔、川や海ではどんな魚が釣れたのでしょうか。
見たこともない大きな魚がたくさん・・・。
平均寿命15年くらいだったと言われる縄文人。
何もない状態から針と言う形を考えついたなんて凄い。
その当時、ラインはどうしたのでしょうか。
帰りの車の中で、古代人の釣りに思いを馳せながら、またイワナやヤマメに出会いたいと・・・。
それではまた。
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