神流川でニジマス(冬季釣り場)
どうやら前日までに降った雨は、乾燥した晩秋の山々に吸収されてしまったようだ。
ふれあい館の直ぐ裏を流れる神流川は、静かな流れを見せていた。
「上野村ふれあい館」で受付を済ます。
ここの直ぐ裏手が、神流川本流を使った特設釣り場(坂下堰堤より下流、約500m区間)になっている。
名称は、『神流川オフ・シーズンニジマス釣り場』(旧称は、冬季ニジマス釣り場)。
対象魚は、名称の通りニジマスである。
ここに来るのは、初めて。
そして流れのある川での釣りに期待感と不安感が交錯する。(ちょっとおおげさ?!)
(写真は、夕方に撮影)
釣り始めたのは午後からだったこともあり、ポイントと思われる場所には先行者が点在。
流れの緩やかな場所にも、ニジマスの姿を見ることができた。
ただ、時間帯のせいか反応は鈍い。
キャッチ&リリース区間は、約500mと言うこともあり、直ぐ大堰堤にたどり着いた。
渓流でも堰堤で粘るのは、嫌いではない。
「ここで粘ろう~。」
空を見上げると、澄み渡った空に雲が浮かぶ。
風もなく穏かな日。
川の日当たりの良い所にはウグイが戯れ、のんびりとした雰囲気が漂う。
そう言えば、もっと下流だが子供達を連れて川遊びに来たことがあった。
そんな事を思いながら、ここで粘るがアタリもない。
タナをボトムに落とし、底付近をスプーン(バックス2.5g、グロー)で引いていると、根掛かり?!!
突然、ジィ~~~・・・・・、プツン。
「ありゃりゃっ。」
凄い勢いでドラグを出した魚は、堰堤の底に消えた。
正直、この時ここが管理された釣り場であることを忘れて、少し興奮。
膝が震えていた。(笑)
一服して気を取り直す。
しばらくして、またほぼ同じ辺りで・・・。
何かが、ヒットして走り出す。
「止まらな~い!!」、と思ったら向こう側は浅くなっているので・・・。
今度は、手間に走り出したのか、急に軽くなる。
ラインテンションが緩まないよう必死にリールを巻く。
手前まで来るとまた行ってしまう。
そんなことを繰り返すこと、5,6回。
管釣り用のランディングネットを持参していて助かった。
こう書くと、楽しんでいるようだが・・・。
実際は目をまん丸にして真剣そのもの。
ネットインした時は、安堵の声が漏れた。
「ふぅ~。」
(クリックで写真が替わります。)
上がったのは、50cmのニジマスだった。
その後、ここでずっと粘り・・・。
30cmくらいのニジマスが2匹。
もう一匹、良型がヒット。
このニジマスもファイトは凄かった。
夕方、活性が上がって来たのか、比較的浅い所でも釣ることができた。
釣れた数は、数匹であったが良型ニジマスの強い引きを楽しめた釣行だった。
この日の夕飯は、おでん。
この味も”ほっ”とする。^^
2008.11.29 神流川オフ・シーズンニジマス釣り場
今日は、もう師走。
早いですね~!!
12月は、春待月(はるまちつき)とも言われますが・・・。
渓流解禁まで、後3ヶ月。
3月まで待てそうにないので、2月中旬以降に解禁する渓流へ行ってしまおうか検討中。(笑)
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