フィフティ・ワン

momiji

2009年06月14日 21:37


前日の晩、都合で寝るのが遅くなったが・・・。
早朝よりキャスト開始。



朝陽が顔を出すはずの時間帯。
空が紺青色に染まる。

気が付けば、1時間が過ぎていた。
川の水は、少なくクリア。
時折、”ギラギラ”っとアユが光り、近づく夏を感じさせる。

いつもなら渡渉できないだろう瀬を楽に横切り、反対岸へ。
クロスキャストしたミノーが流れ出した直後に、”ドカン”とアタリがあり、
”ちらっ”、と銀色の魚体が見えた。

そのまま、一気に流れを下って行くので、自分も着いて行く。
ふとリールを巻くのが軽くなったら、今度は上流に走り出した。
「魚突猛進。」

膝は震え、緊張が高まった。
喉が渇き、咳払い。

その魚が下れば自分も下がり、上れば上る。
少し、弱った魚を引き寄せた時に、ボトム付近でなんとなく魚体を確認できた。
その魚がヤマメではないことを・・・。
ヒットしてから、約10分後のことだった。


ただ、せっかくヒットした大きな魚。
ばらしたくはない。

それからまた10分近く。
ランディングネットに収まる大きさではなかったので、浅瀬へ誘導した。






銀毛化し始めたレインボー。




尾鰭以外は、ほぼきれいな魚体だった。
大きさは、タイトル通り。
ランディングできて、素直にうれしい。

写真を撮り終わると、元気に流れに戻って行った。


その後、次の場所へ。


ここでは、淵への落ち込み付近でヤマメのチェイスがあったきり。




蒸し暑かったこの日。
涼しそうに白いソバの花(春ソバ)が咲き誇っていた。
因みに、ソバの花の花言葉は・・・。
「懐かしい想い出。」

今回のことも、懐かしい思い出になるだろう。


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