源流侍二人の脚取りは、至極 “軽快”。
其れは、 まるでその峪川の住人のようでござった。
拙者は時に真ん中、 時に最後尾をば歩く。
森も空気も濃密でござった。
その木々より落ちて朽ちた葉っぱは、積み重なり、
自然の“くっしょん”になり申しておる。
そこは、適度に柔らやく、腰痛の身には情け深い道にてあったでござる。
微風に吹かれて揺らるる木々のざわめきは、
真夏の疲弊をば吐き出す息吹のようでござる。
沢は、 此処しばし雨が降りておらぬにも関わらず、
豊な水をば、たたえておった。
如何にもな場所が点在するでござる木曽の峪川。
何時の間にや雨も止み、 きれいな青天空が広がりき。
交互に先行をば譲り合いながらの遡行。
真に無念ながら 、如何に遡行しても、魚の反応はないでござる。
「魚は、いづこへ逃げてしもうたであらうや? 」
「其れが分かるば苦労はしませぬ。」
「奇天烈でござるな。」
「”いやはや””いやはや”、あの滝壺まで参れば、
おそらく”爆”じゃと存じまするで候。」
だれ申したや解せぬ愚痴が続おりき。
釣り始めてより“約丑の下刻間後”のことでござった。
”黒い物体”が、岩の横から飛び出して、擬似餌をば掻っ攫った。
いとうくらふと伍壱零ULXの”ばっと”がへし曲がりき。
(イトウクラフト510ULX)
糸巻き機が悲鳴をばあげる。
拙者も同じく悲鳴をばあげてしもうたぞ。
「山の神様、なにとぞ、この魚をば拙者に下され~~~。」
(武蔵国から、自動4輪車にて”丑の下刻間”掛かる長い道中を来たゆえに・・・。)
いわなは、淵から一段下がりている早瀬の落ち込みにまで、走りてしもうた。
数分後、ついに”魚納網”に”らんでぃんぐ”できたでござる。
平穏、平穏。
なれど、突っ走る”いわな”にてあったでござる。
(クリックで拡大。)
擬似餌は、「ざんまいみのー、 そ帳面伍零MDⅡ、橙山女」でござった。
(ザンマイミノー、ソリスト50MDⅡ、オレンジヤマメ)
きれいな“やまといわな”に会えて、一生の思い出に成り申したが・・・。
この“やまと”をば眺めて二人の源流侍が申した。
「かのような“やまと”をば見らるて良やったなぁ。」
その言ノ葉。
二人の笑面。
「其れが幾度か嬉しやった。」
二人の源流侍、山猿殿、さのや殿よりが最上の贈り物は、
「黄金の“木曽やまと”」でござった。
(”さのや計測班班長”計測、尺二寸二部一厘ほど。)(37cm)
真にかたじけない。
ありがたき幸せでござる。
写真撮影後、”やまといわな”は、開放するでござると、達者に川に帰りて行った。
「大層の子孫をば、残して奉り候。」
この時、 けふは最小寸大賞でござったことをば、
全く忘れてしまっておったぞ。(笑)
その後も釣り続けたが、 それがしが最小寸は、
四寸程のいわなでござった。
未だ未だ、 修行が足らぬでござる。
『理事長杯争奪最小寸大賞弐千九』に馳せ参じた方々。
(理事長杯争奪最小寸グランプリ2009)
皆の衆も、相当好きじゃのう。(笑)
つりびと弐壱捌殿、
kazu殿、 kazudesi殿、
さのや殿、
yukimu殿、
山猿殿、
SO殿、 SO殿が上様殿、 しゃち殿、
吟殿。
ご厄介になり申した。(笑)
yukimu殿、幹事ご苦労様でござる。
そして、弐連覇、祝着至極に存ずる。
来年が幹事も宜しくお願い申す。
日程が決まったら、伝書鳩をば飛ばして奉り候。
楽しみじゃなぁ。(気が早っ。)
山猿殿、災難でござったのう。
この度の”おかま言ノ葉”の日記アップにて、
新たな境地をば切り開かれると拝察申す。
ただ、その境地より、戻らぬことのみ気がかりでござるぞ。(笑)
皆の衆、幾度か、木曽にてお会いしましょうぞ。
わはは。(笑)
「こたびは、参れのうこざった魚止めの滝つぼ、断じて参ろうのう。」
左様な密談が聞こえて参ったぞ。
何卒ご両輩にて、その場に立りて下されのう。
賞品にて頂おりき、 「ぶ連結伍零F」(ブリンク50F)も大事に使わせて頂き申す。
未だ拙者は若武者故にまだまだ未熟者。
しかとせねばと己に言い聞やせているでござる。
これよりも、なにかと宜しくお願いいたす。
追伸
冒頭と終わりに、それがし若武者としたためてしもうたが、
拙者は、 ご両輩より年寄りでござる。
もう二度と”たわごと”は、つきませぬ。
「武士に二言はありませぬぞ。」(笑)
いや~、この尺上賞の罰ゲーム。
(武士語での記事アップ。)
きつ~。(笑)
その内、簡略化して、普通のことばでアップするかも。
(しないかも。)
「かたじけないのう。」(笑)
しからば、 これにてご免!
2009年9月1日 釣家 雄丹丸 記
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