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Posted by naturum at

2008年06月10日

木曽川水系2日目

木曽川水系2日目(6月7日、土曜日)

その日の早朝、宿に鳥の声が響き渡り、4時00分に起床。
そして、待ち合わせ時間まで周辺を徘徊。
木曽川本流では、竿を出したくなった気持ちを押さえに押さえ・・・。(笑)
木曽駒高原にあるキャンプ場、宿泊施設も見学。


◇◇◇◇◇

「木曾路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。」
※岨(そば)は絶壁と言う意味。
(・・・だそうです。)

島崎藤村の「夜明け前」第一部上、序の章のはじまり通り、深いが人を引き付ける山並みと渓相。
その自然豊かな地に、3人の男が集結した。(笑)

組合員No.218さん。
さのやさん。


この地で、2人と同行させて頂き、いろいろと勉強させて頂く。
今回の目標。
『木曽(K)で渓流(K)の基礎(K)を学び取ろう』
(寒いギャクについては、当日2人の前では言わないようにしました。誘ってもらえなくなると、大変なので・・・。)

少し、緊張しながらも3K作戦の実行開始。(笑)




入渓した時から、私を優先させてくれる2人。
さのやさんの視線を感じながらのキャストは、枝掛け・根掛かりの得意技を出さぬよう、久々集中。
この力を仕事にも生かさねば・・・。(爆)
この時、組合員さんが少し下流で釣りはじめたのだけは、しっかり横目でチェック。(笑)




2人のお陰で、なんとかイワナをキャッチ。
緊張の糸がほぐれて、少し余裕ができたかな?

この後、3人で順番をローテしながら釣り上がる。

以下に今回の釣果写真を。
自分の記録でもあるので、くどいかも知れませんがお許しを・・・。
(写真の順番は、時系列。)
6匹かと思っていた数は、家で何度写真を数えても合わない。(汗)
サイズもどれが幾つだったかわからない。(大汗)
明らかなのは、15cmから22cm、23cm、24cm、25cmのイワナだったこと。






小さいけど、狡猾な顔のイワナ。




中々、良く引きました。




さのやさんが、持つとおとなしくしているイワナ。
何故か自分が持つと、嫌がるイワナ。




まだあどけない顔のイワナ。




これが、24cmだったかな。




これも、良く引きました。
サイズは、25cm。

私の場合、見逃したと言うより、見もしないポイントから尺イワナを2匹も引っ張り出した組合員さん。
ガイド役をしながらも、尺をしっかり獲るさのやさん。
満足していた自分も自然と尺が釣りたくなり・・・。
途中3K作戦を放棄し、3番手作戦を決行するも、サイズまで3番手になってしまった。(笑)
※3番手作戦とは、一番後方から、テクニックを駆使してイワナを釣り上げる組合員さんの作戦。




手前の小さいのが私が釣ったイワナ。
奥の大きいイワナはさのやさん。




結局、これが最後のイワナに。

気が付くとはるか上流にいるさのやさん。
3番手理論を実践しながら、いつの間にか1番手にいる組合員さん。
2人の心地良く機敏な動きに魅了される。

最後の最後、深い瀬で念願の尺クラスのイワナがヒット。
合わせた瞬間、下流の落差のある流れに走ったため引き抜こうとしたら、魚体が見えた瞬間フックアウト。
奇声を上げ、天を仰ぐ。
あまりの奇声に2人も気付いた様子。


◇◇◇◇◇



今回、数が釣れたとか、尺を逃がしたとか言う思いよりも、素晴らしい自然の木曽の地で、お二人と釣りができたこと。
このことだけで十分な釣行でした。
(なんて言いながら、やっぱり悔しい、お二人がうらやましい~・・・。)(笑)




この日は気温も上昇。
水温は、朝方の9℃から午後には、10℃に上昇。

入渓した付近では夕方近くになると、空気が揺らめいて風景が何となくぼんやり。
その中を乱舞するカゲロウ。
イワナ達の食事を邪魔しないよう、名残惜しく渓から現実の世界へと。

やっぱり朝一、本流でも釣れば良かった。(笑)
また、いつかここに来ることを心に誓いお二人とお別れ。
また、再来週お会いしましょう!!

って冗談でした。(笑)


お二人のお陰で、木曽イワナを釣ることができました。
ありがとうございます。^^  


Posted by momiji at 12:122008年渓流