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Posted by naturum at

2008年08月31日

3本目の正直

8月30日釣行の続きです。

2本目の支流からの移動途中も、肘笠雨(ひじがさあめ)が降り続く。
この位の雨だと、自分はレインウェアを着ないで、ウェイダーに上はモンベルのアクアボディロングスリーブシャツ。
(朝方の気温が低い内は、ユ○クロの麻シャツを羽織る。)



幸い、降雨による川の濁りはほとんどないものの、水量が増加して流れも速く、釣るのに苦戦する状態。
3本目の支流に期待したが、ここも普段は水がないと思われる岩の間からも水が噴出していた。
小雨の渓の風景としては楽しめるが・・・。

この時点では空もかなり明るくなり、雨はほとんど止んでいた。
ただ、この日の天気予報、急変する山の天気を考えて、脱渓しやすい渓を選んだ。(つもり・・・。)




夏の渇水にも苦労したが、淵に白泡が入るこの状態も、『釣れないイメージ、釣りにくいイメージ』を持ってしまう。
でもやっと下りたこの日3本目の支流。
気を取り直して、流れの緩やかな所を中心にミノーを通す。







27cm、蝦夷50Sタイプ2

ピックアップ寸前に、イワナが岩の間から飛び出して食い付いた。(やった~!)
この日、1匹目のヤマメを釣ってから約5時間が経過していたので、特に嬉しい1匹だった。


この時、雨はほとんど止んでいた。
その後、少しだけ遡行。
(ただし、常に雲の様子を気にして、少しでも急変する気配があれば、直ぐ脱渓するつもりで・・・。)







18cm、スピナー(ニアキス3g)

ミノーからスピナーに替えて、試しに早巻きしたらヤマメがヒット。(ラッキー!!)






24cm、ザンマイ50MDS(オレンジヤマメ)

そして最後に、流れの速い深瀬でイワナのチェイス。
ミノーを交換したら、一発で食い付いた。
朱点の色が鮮やかなイワナ。


最初の1匹から2匹目まで約5時間掛かった今回の釣行。
驟雨には遭わずに済んだが、雨の影響を考慮して選んだ渓で、結果として綺麗なイワナにも出逢うことができた。

脱渓する時の上り坂では、藪の蒸し暑さに息苦しさを感じながら、やっと車にたどり着いた。^^


【追記】

最近、雨の日が多かったため、雨の種類を調べて、前回、今回と使い分けてみました。

霖雨(りんう)→降ったり止んだりが、何日にも渡って続く雨のこと。

篠突く雨(しのつくあめ)→激しく降る雨のこと。

肘笠雨(ひじがさあめ)→俄雨のこと。笠を被る間がなく、肘をかざして袖を笠の代わりにしたことから来ている。

驟雨(しゅうう)→激しく、短時間に降る雨のこと。

など。
こうした雨の呼び方の種類は、雨の多い日本ならではなのかも知れません。
  


Posted by momiji at 22:222008年渓流